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流産

【第2子妊活】流産手術予定日にコロナ感染発覚

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流産手術前日に発熱

まさかの11週稽留流産が確定(詳しくはこちらの記事)してから、手術日までは、自宅で安静にして過ごしていました。悪阻は相変わらず続いていましたが、8週~10週がピークだったのか、多少、マシになったかな?と思っていました。

が、流産の手術日前日から、急に悪阻がひどくなりました。ここにきて悪阻が悪化することなんてあるの?と思いながら、ゲーゲー吐いていると。ふと、あれ?今日、一段と寒くない?と気づきました。

とはいえ、長野県の2月なので、寒いのは当たり前。。。。でも、おかしいな、暖房も効いているはずなのに、ぞくぞくする。あれ?もしかして、これは発熱?と思い、体温を測ってみると、38.5度

そういえば、数日前から、息子(体外受精で授かった第1子)が、軽く咳をしていた…保育園で何かもらってきたかなと思っていたけど、その風邪がうつっちゃったのか…それとも、子宮に細菌が入って、細菌感染?いや、それは、流産手術後におこるものか???と、稽留流産と発熱の関連を検索していました。

その時は、まさかコロナだとは全く思いもしませんでした。

それよりも、明日、手術なのに、発熱してたら手術延期になっちゃうかも?と心配していました。当時は、コロナ渦も落ち着きつつありましたが、通っていた産院は大学病院のため、入院時は必ずPCR検査をし、陰性が確認されるまでは、個室隔離されるシステムでした。

念のため、明日の朝、病院に入る前に電話して前日に発熱したことを伝えれば問題ないだろう、と思っていました。

5時間で解熱、そして夜中の腹痛

幸い、熱は5時間ほどで解熱し、悪寒もおさまりました。夕飯もお風呂も早く済ませ、早めに就寝し、翌朝からの入院に備えていました。

午前2時過ぎに、お腹の痛みで目が覚めました。陣痛や、妊娠初期の子宮が大きくなるときの痛みとは違う痛みでした。何の痛みかはわからないけど、昼間の発熱もあるし、念のため、産院に電話で確認しました。

すると、急に大量出血で自然排出する可能性もあるので、なるべく早めに病院に来てください、となりました。

昼間に発熱したことも伝えて、夫に病院まで送ってもらいました。午前3時ごろ、病院に到着し、防護服姿の看護師さんに迎え入れられました。

抗原検査とPCRで陰性が確認されるまでの間すごす個室に案内されました。当直医も、まさかコロナだとは思ってはいないようで、「もともと今日、入院予定ですし、今日はこのまま入院しましょう。検査で陰性が確認されたら、普通のお部屋に移ってもらいますね。」というような説明でした。

そして、病院についた安心感からか、病院に着くころには、謎の腹痛はすっかり消えてしまっていました。予定より半日早い入院スタートにはなりましたが、あぁ、今日から入院して、明日には手術だから、やっと完全に吐き気から解放されるぞ…と思っていました。

まさかの陽性反応!

それから、1時間半たったころ、当直医がそーっと入ってきて、「ぱんださぁん・・・」と、申し訳なさそうな顔でちょっと離れたところから呼びかけてきました。

その雰囲気で、まさか・・・?と思ったら、案の定、「陽性でちゃったよ(;^ω^)」と。その言葉を聞いた瞬間、思わず、「まじかー!?」と、言ってしまいました。

当直医は、「とりあえず、陽性が出ちゃったので、今日は、一旦お帰りいただいて…。この状態で手術をするか、それとも、隔離期間が終わるまで自宅待機してもらって、それが明けてからの手術になるか…我々でも協議します。(;^ω^)」と、とても申し訳なさそうに伝えてくれました。

あぁ、きっと、これは、緊急性が無い場合は、隔離期間が終わってからの手術だな…ということは、1週間以上、手術延期!?と、悟った私は、つい、「なんで今…こんなことなら、前でコロナかかっておけばよかったー!」と、言ってしまいました(;^ω^)

当直医は、憐れそうに、肩をポンポンとたたいて慰めてくれました(笑)

流産手術は12日も延期に

陽性が確認された後は、すぐ夫に迎えに来てもらい、帰宅。自宅で保健所からの連絡を待つこととなりました。ワクチンも打っていたからか、コロナの症状はもうほとんどなくなっており、気づけば、謎の腹痛もなくなっていました。前日から悪化していた悪阻も軽減されていました。

結局、午前3時に病院に行って、コロナ陽性を確認しに行っただけ(;^ω^)。悪阻はだいぶ軽減されていましたが、まだ気持ち悪さはあったため、あぁ、手術延期になってしまうのかな、今日で悪阻から解放されるはずだったのに…と、落ち込んでいました

そして、保健所から連絡がきて、更に追い打ちをかけられました。通常の自宅待機期間は、7日だったのですが、医療機関への出入りに関しては、10日間控えてください、とのこと。

病院からも連絡があり、土日をはさんだりするので、結局、手術は予定より12日も延期となってしまいました。

家族全員コロナ陽性で自宅待機

当時は、もう、保健所もコロナ陽性患者の全数把握をやめている時期でした。私は、稽留流産確定後ではありましたが、まだ排出されていなかったため、まだ妊婦という扱いで、病院から保健所に連絡されました。

保健所への連絡や、保健所からの健康確認は、私しか対象にはなりませんでしたが、一応、夫と息子も自宅で抗原検査をしました。

案の定、全員、陽性でした。一応、記念写真を撮りました(笑)↓

大人しく、家族全員で自宅隔離となりました。職場にも事情を説明し、そのまま特別休暇に入りました。

幸い、全員、症状は軽く。夫は1日だけ、39度台の高熱が出て、解熱後も2日ぐらいはだるそうでした。私は、初日の発熱以降は、ほとんど風邪症状もなく。息子も、鼻水と咳だけですみました。

夫は、4回目のワクチンをそろそろ打たないといけないねと言っているタイミングで、3回目のワクチンから半年以上たっていたので、一番症状が重かったのかもしれません。

コロナにかかってよかったこと

その時は、とにかく早く悪阻から完全開放されたかったので、ああ、なんでこのタイミングでコロナになってしまったんだ、と絶望しかなかったのですが。後から振り返ると、実は、あのタイミングでコロナにかかったのは、ベストタイミングだったのだとわかりました

もちろん、流産はしたくなかったですし、コロナも感染しないで済むのならそれに越したことはありませんが。感染症なので、大なり小なり、どこかのタイミングでは感染するものだと思います。なので、あのタイミングは、不幸中の幸いという意味で、ベストなタイミングだったのだと思っています。

あのタイミングでコロナにかかってよかったこと

  1. 保険金がおりた
  2. コロナ感染のどさくさで、手術後もゆっくり休めた
  3. 引っ越し準備ができた
  4. 妊活再開前にコロナ抗体ができた

それぞれ説明すると、

①保険金がおりた

そうなんです。自宅療養の期間、保険金がおりました。実は、当時は、もうコロナ渦も終盤のため、普通は、コロナ感染だけでは、給付金対象にはなりませんでした。

が、私は、稽留流産確定後ではありましたが、まだ、赤ちゃんはお腹の中にいたので、一応、妊婦という扱いだったのです。そのため、保健所のシステムから出せるコロナ療養期間証明書と、母子手帳を証票として提出して、入院給付金が4万円でました。

不妊治療でも、出産や流産手術でも、とにかく、この保険にはたくさん助けられました。お金は大事なので、保険については、こちらの記事もぜひご確認ください。

症状も軽かったので、このタイミングでのコロナ感染でなければ、そもそもコロナ感染に気付かなかった可能性もあります。妊娠中のコロナ感染は、赤ちゃんに対しての影響が心配になってしまいますが、私の場合は、もう心拍停止確認後ではあったので、その心配もありませんでした。

心拍停止を確認した後で、赤ちゃんへの影響は心配がないというタイミングで、かつ、排出前なので、妊婦扱いで保険金がおりる、という、なんとも絶妙なタイミングでのコロナ感染発覚だったのです。

※流産手術に対する保険金(手術給付金+入院給付金)は、別途、15万円おりました。

②コロナ感染のどさくさで、手術後もゆっくり休めた

結局、流産手術待機期間、コロナ自宅待機期間、術後の安静期間で、なんだかんだで3週間も仕事を休むことになってしまいました。

でも、仕事復帰後、事情を知らない同僚たちに「休み長かったけど、大丈夫?どうしたの?」と聞かれても、「家族で流行り病にかかりまして…ごにょごにょ」と言えば、みんな、「ああー、大変だったねー?家族で発症タイミングずれると長引くよねー!}と言った感じで、それ以上深くは聞かれませんでした。

実は、流産手術では、謎の大量出血(命の危機レベル)で、極度の貧血になったのですが。コロナ感染を挟んだおかげで、術後も、仕事を休んでいる言い訳を気にせず、焦らずゆっくり休むことができました。

③引っ越し準備ができた

実は、流産確定の前後で、夫の転勤が確定しました。結構、急な話だったのですが、コロナ感染で自宅にいたので、引っ越し先のアパートを探したり、引っ越し業者に見積の予約を入れたり、断捨離してものを減らしたり等、準備を効率的に進めることができました。

④妊活再開前に新型コロナ抗体ができた

これも、よかったと思っています。期間があくと、ウイルスの型が変異していくので、未来永劫ずっと抗体が効くというわけではありませんが。変異したウイルスでも、完全にゼロの状態でかかるよりは、抗体が働く可能性が高いようです。

ワクチンでつけた抗体よりも、自然抗体のほうが強力らしいので、妊活再開する前に新型コロナの抗体が多少なりとも獲得できたことは、ある意味、よかったのかなと思っています。

まとめ

ということで、流産手術の予定日前日にコロナに感染してしまい、手術日が12日も延期されてしまいましたが、、、結果的には、あのタイミングでコロナにかかったことは、不幸中の幸いだったのだなぁ、と思っています。

さて、次回は、流産手術の経験についての記事を書きます。手術では、予想に反して、1リットルの大量出血をしてしまい、ちょっと大変な事態になりました。

つづく・・・

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ABOUT ME
妊活ぱんだ
妊活ぱんだ
アラフォーぽっちゃり主婦
結婚4年目の35歳の時、3回目の体外受精で第1子を妊娠、36歳で出産。
現在、第2子妊活中の39歳ぽっちゃり主婦。
第2子妊活は、採卵4回、移植4回目で妊娠するも、11週目に流産。現在、また妊活再開中。

第1子から合わせて、採卵回数11回、移植回数12回の体外受精リピーター。

妊活中の方を応援するブログを発信中!
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